苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ
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鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡
胃カメラ・大腸カメラ同日施行可能です
AI搭載内視鏡及び内視鏡学会指導医が行う質の高い内視鏡検査
日帰り大腸ポリープ切除術可能です
胃カメラ予約はこちら(LINEからの予約が便利です)
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内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を受けた方が良い人
①:便に血が混じっている人(大腸カメラが必要です)
②:便が黒い人(胃カメラが必要です)
③:バリウム検診で異常を指摘された人(胃カメラもしくは大腸カメラが必要です)
④:検便検査にて便潜血陽性であった人(大腸カメラが必要です)
③:以前大腸ポリープ切除術を受けた方(定期的な大腸カメラが必要です)
④;ピロリ菌に以前でも感染していた方(除菌後も定期的な胃カメラ検査が必要です)
⑤:貧血が進んでいる方(胃カメラ大腸カメラが必要です)
⑥:気管支ぜんそくで、吸入薬を使用している方(食道カンジダ疑いにて胃カメラが必要です)
⑦:ご家族に胃がん・大腸がんがいる方
⑧:急な体重減少を来した方
⑨;胃や腸に疾患がある方(定期的な内視鏡が必要です)
➉:重い肝疾患がある方(食道静脈瘤の評価にて胃カメラが必要です)
⑪:アルコールで赤くなる方(食道がんのリスクファクターです)
⑫:便秘が急に出てきた方(大腸カメラが必要です)
⑬:糖尿病の方(糖尿病は癌のリスクファクターです)
⑭:お酒を飲むと顔が赤くなる方(食道がんのリスクファクターです)
⑬:そのほか、症状がある方(胸やけ・腹痛・腹痛・下痢・便秘)
内視鏡検査とは
内視鏡とは細い管状のカメラを鼻や口、肛門(お尻の穴)から挿入し胃や大腸を直接観察する検査機器です。 内視鏡検査によって日本人に多い胃腸のがんの早期発見につながります。近年では機器の性能向上により胃カメラで5分、大腸カメラで10分~20分程度でほとんどの検査が終了します。
当院で行える内視鏡検査は、「上部消化管内視鏡検査(口・鼻から入れる胃カメラ)」「下部消化管内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)」の2つの種類があります。
当院は微細な病変も検出できるハイビジョン内視鏡システムを導入しました。AI(人口知能)も搭載し、大腸ポリープの検出感度を高めています。また不適切な内視鏡洗浄や再使用の処置器具によって内視鏡機器を媒体とした病原体の感染が近年問題となっております。当院ではガイドラインに準拠した内視鏡洗浄器を導入しており、また処置具も使い捨ての器材を使用しているため安全かつ正確な検査が出来る様努めています。
オリンパス内視鏡 X1シリーズ
AI(人工知能)搭載
日本消化器内視鏡学会専門医名簿です。院長は指導医になります。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について
鼻からの胃カメラを受ける事ができます。
胃カメラは口から管を挿入するタイプと鼻から挿入するタイプの二種類があります。鼻から入れるタイプは咽頭反射(オエっとなる)が少なく口から入れるタイプと比べて苦痛が比較的少ない検査です。鼻の孔が細い方、精密な画像を撮影する場合は経口内視鏡を使用することがあります。
当院では適応があれば鎮静剤(静脈麻酔)を使用して内視鏡を行うことも可能です(その場合、酒酔いと同じ扱いになります。ですのでその日はお車の運転はお控えください)。
尚バリウム検査では内視鏡で取り切れるレベルの早期胃癌を検出するのは困難ですが、内視鏡であれば極めて早期の胃癌を発見することが可能で、ごく早期であれば開腹手術を行わなくても内視鏡治療で根治術が可能です。
またピロリ菌の検査・除菌術を健康保険で行う場合は内視鏡検査が必要です。気になる症状や胃や食道に心配な事があれば内視鏡検査を受けることをお勧めします。
検査の流れ
検査前日
夕食は前日に夜9時以降の食べ物は控えてください。特に乳製品やタネのある果物は控えてください。お茶やお水などの透明な飲料水は時間に限らず摂取して構いません。
検査当日
朝は食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合にはお問い合わせの上指示に従ってください)。水分は摂取されてかまいません。鎮静剤を使用する場合は点滴の管を入れます。
検査中
ベッドに左向きになった状態で検査を行います。
検査時間はおおよそ5分ぐらいです。検査中は大きくため息をつく感じで呼吸をしてください。
鼻からの内視鏡の場合は検査中にお話ができます。口からの内視鏡の場合、唾をのみ込まずに口の横から出してください。
診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。空気によって胃を広げます。げっぷをしたくなった時は軽く息を止めてください。
鎮静剤を使用した場合は院内でしばらくお休みいただきます(30分~1時間程度)。その場合当日の車の運転はお控えください。
胃カメラ検査費用(保険診療の場合の自己負担額)
自己負担の目安は、保険内容・処置内容で金額が変わるので総額2,000円~22,000円と幅があります。
胃カメラ検査で観察のみの場合
総額約6,000~7,000円(3割負担)
病理検査追加費用 3,000円~6,000円追加
(細胞採取をした場合)
胃内異物摘出術(薬包装紙やアニサキス等の異物除去)
10,000円追加
内視鏡的止血術(吐血した場合の止血)
15,000円追加
大腸内視鏡検査(肛門から入れる大腸カメラ)について
苦痛の少ない内視鏡検査を目指しています。
大腸ポリープや大腸がんは日本人の食生活が欧米化している現在、増加している疾患です。大腸がんの検査としては便潜血検査・バリウム検査・CTによる仮想大腸検査等がありますが現在の所内視鏡ほどの検査感度はありません。また大腸内視鏡検査は苦痛を伴う検査だと言われますが、熟練した内視鏡スタッフによる検査によって、10分~20分程度の短時間で検査が可能です。また適応があれば鎮静剤を使用しての内視鏡検査も可能です。また切除可能なポリープが認められればそのまま切除することもできます。
また従来の内視鏡システムでは検査後に腸に空気が溜まりお腹が張るといった苦痛がありましたが、検査時に炭酸ガスを注入することによって苦痛を軽減させることができます。当院では炭酸ガス注入器を導入し内視鏡検査において苦痛を軽減させるよう努めています。
炭酸ガスによって大腸内視鏡検査後の苦痛を減らすことができます。
さらに大腸内視鏡検査の苦痛の原因の多くは内視鏡が不自然な形になりそれが腸管を押すことで痛みが生じる事が理由の一つです。当院院長は日本消化器内視鏡学会指導医であり、軸短縮法という苦痛の少ない内視鏡挿入術を取得しております。さらに当院ではUPD-3と言う、体の中での内視鏡の形がわかるシステムを導入しました。これにより内視鏡がスムーズに挿入できることになり、患者さんの苦痛を軽減させることが出来ると思われます
大腸がんは早期で発見されれば完治が期待できるがんの一つです。気になる症状があったり、検診で異常を指摘された時は内視鏡検査を受けましょう。内視鏡検査が辛かったという経験がある方もご相談ください。
検査の流れ
(大腸内視鏡検査は前処置の薬を処方するので、予約が必要です)
検査前日
当院で処方する検査食、若しくは消化の良い食べ物(白米・卵・白身魚・ジャガイモ・うどんなど)を摂取してください。消化の悪いもの(ひじき・キノコ類・こんにゃく・海藻・トウモロコシ・玄米・種のある果物等)は2-3日前から食べるのを控えていただけると検査がスムーズに施行できます。
検査当日
前処置として1~2リットルほどの下剤を服用していただき腸内をきれいにしてから検査となります。
検査前に検査の説明をいたします。
検査中
肛門から内視鏡を挿入して盲腸までの大腸と小腸の一部を直接観察します。時々体の向きを変えたり、介助者がお腹を押したりします。
検査は10~20分程度です(個人差があります)。ポリープ切除術を行う場合は10~20分ほど追加でかかります。
もし病変が見つかれば必要に応じて色素を散布したり組織を採取する生検を行います(検査後の便が青くなることがあります)。また治療の際ポリープが大きかったり血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合は、病院にご紹介し入院下で治療することもあります。一方で当クリニックにて切除可能なポリープが認められればそのまま切除術を行います。切除術を行った場合は1週間ほどアルコールや刺激物、激しい運動を控えてください。鎮静剤を使用した場合は治療後院内でしばらくお休みいただきます。当日の車の運転はお控えください。またポリープ切除術を行った場合は、1%前後の確率で出血する合併症が報告されています。切除術後の便をよく観察し、出血が認められた場合はご連絡ください。当院ラインで連絡も可能です。
大腸カメラ内視鏡検査費用(保険診療の場合の自己負担額)
大腸カメラ・ポリープ切除術等自己負担額の目安は、総額で2,500円~30,000円と幅があります。平均は診察料と合わせて2,500円~9,000円です。ポリープ切除術を行った場合は高額(5,000円~30,000円)になることがあります。
観察のみの場合
7,500~9,000円(3割負担)
病理検査追加費用
5,000円~12,000円 追加
(細胞採取をした場合)
大腸ポリープ切除術
15,000円~30,000円追加
内視鏡的止血術(下血した場合の止血)
上記に40,000円追加
※ 費用は目安です。鎮静剤等使用した場合は若干異なります。詳しくはお問い合わせください。
内視鏡的大腸ポリープ切除術は生命保険の給付になる事があります。保険会社にご相談いただき、給付希望であれば診断書を持参ください(別途診断書料が発生します)