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花粉症・アレルギー性気管支炎について

[2024.04.15]

近日札幌は急に暖かくなり、花粉症様の症状を訴える人が来院される様になりました。花粉の飛散状況については4月11日の時点ではハンノキ・スギが出現しておりますが、今後はシラカバの花粉が飛散すると思われます。ちなみに院長はシラカバ花粉症ですが、4月15日現在花粉症症状が出現してきました。恐らく道立衛生研究所の発表よりも早くシラカバ花粉が出ていると思っています(笑)

https://www.iph.pref.hokkaido.jp/pollen/sapporo/sapporo.html

また、札幌のこの季節は雪解けが急激に進むことより積もった雪に混在している埃が舞い、そして黄砂やPM2.5等が飛散しています。つまり札幌の空気は結構汚れているのが現状です。そしてこれらの物質による花粉症様症状や気管支炎症状がこの季節はよく見られます。症状としては咳、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどです。また微熱を呈する事もあるため、インフルエンザやコロナ感染症との鑑別が難しい場合もあります。

花粉症やアレルギー性の気管支炎症状における現在の治療としては、抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤を内服・点鼻・点眼処方する事が多いです。症状が重い方はステロイド剤を使用する事もあります。また症状が出現する前より花粉症の薬を内服すると症状の軽減がなされる事が多いとされております。以前同時期に花粉症の症状が出た事のある方は、まだ花粉が飛散する前、今の段階で内服治療を開始することをお勧めします。

またアレルギー検査(view39という、アレルギーが起きやすい39種類の物質にアレルギーがあるかの検査)もあり、当院で施行可能です。

詳しくは受診の上ご相談ください。

 

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